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[初めての取材レポ] 高槻市民公益活動サポートセンターのお仕事を取材してきました!

ママライターとして活動し始めて約四年が経過した私ですが、実は人物取材は未経験。そんな私が今回機会をいただき、高槻公益サポートセンターのお仕事で初取材をしてきました!

「何をどう聞けばいいのか」「ちゃんと記事にできる話を聞き出せるのか」「当日トラブルは起こらないか」などなど、心配事だらけのドキドキ取材レポをお楽しみください(笑)

初取材で子連れ取材!

今回は土曜に取材だったので、小学生の長女と年少さんの次女同伴でした。

初めてで段取りも分からないままに子どもを連れて行って先方のお邪魔にならないか心配だったのですが、結果から言うとどの取材先の皆さんも子どもに親切にして下さり、私は取材に集中することが出来ました。

山ほどのお菓子と、退屈した時用のタブレットは持たせていたものの、ほとんど使うことなく過ごせました。

子連れ取材も先方の許可があれば可能。とは言え、子どもが騒がないような対策は取っておく方がいいでしょう。

 

持っていったもの

  • パソコン
  • ボイスレコーダー
  • カメラ

普段は記事をパソコンでかいているので、聞いた内容をパソコンの文書ソフトでメモすれば記事作成が楽になります。ただ、パソコンを置ける場所がない場合もあるので、手書きでメモできる準備もしておく方がいいようです。

ボイスレコーダーは準備していったものの、ご挨拶から取材に入る時に録音の許可を取るタイミングがわからず出せませんでした(笑)

カメラマンさんもおられましたが、この記事などに使うため自分でも写真を撮ろうとカメラも持参しました。

今回の取材先は

今回は高槻公益サポートセンターからのご紹介で、三つのNPO法人様の取材をしました。

自助具製作グループわかば様

病気や障害により日常生活で不便を感じておられる方が、生活の一部のアクションを自分の力でできるようになるツールをボランティアで制作させている「わかば」様が今回の取材のトップバッターでした。

ご挨拶をするや否や、早速わかばのみなさんに懐く子ども達。わかばの高木さんと柴田さんに私がお話をうかがっている間、子どもたちは色々な自助具を見せていただいたり、折り紙や手作りおもちゃで一緒に遊んでもらっていました。

自助具を見るのは初めてだったのですが、一見すると何に使うものなのか全く見当がつきません。しかし使い方を説明してもらうと、「ああ!確かに便利!」という道具ばかりで驚きます。缶のプルトップやペットボトルの蓋を開ける道具は、力の弱い子どもにも使えて便利さを実感できました。

高槻つばめ学習塾様

次に伺ったのは、学習塾に通う経済的余裕のないご家庭のお子さん向けに無料で勉強を教える活動をされている高槻つばめ学習塾様。

取材に伺った時間はちょうど「土曜学習会」の真っ最中でした。ずらっと並んだ長机に対面する形で椅子がおいてあり、それぞれにボランティアの講師の方と生徒さんが一体一で勉強をされています。

中学生対象のため高校受験を目的にしたお子さんもおられ、張り詰めた空気からは生徒さんたちの真剣さが伝わってきました。「子どもたちが我慢せず自分の未来を守れるように手助けしたい」と代表の茶山さん。

この時取材した内容は、こちらで記事になっているのでぜひご覧下さい。

【高槻市】教育を受ける権利を全ての子どもたちに「高槻つばめ学習会」

起立性調節障害カラフル様

この日の最後は起立性調節障害のお子さんを持つ保護者の会、カラフル様にお会いしてきました。起立性調節障害は思春期の子どもの10人に1人が発症するとも言われる自律神経の病気です。朝起きれなくなるなど、病気について知らなければ「怠けている」と捉えられるこの病院の認知と、保護者同士での意見交換を目的とされています。

代表の平野さんの娘さんの事例を伺うと、病名が確定するまでの不安や学校との溝など、同じママとして辛くなってしまう話ばかりでした。いつか同じように娘が発病した場合、病気について私が知らなければ、娘がサボりたいから嘘をついているんじゃないかと疑っていたかもしれません。起立性調節障害についての世間的な認知度が上がる事を願うばかりです。

取材を終えて

ここからは初めての取材で気付いたことや反省点をまとめます。

知らない世界を知る楽しさ

普通に生きていると一人の人間が体験できる経験や環境は限られていますよね。私自身、まだまだ知らないことや見たことのないものは多いので、こういった取材を通していろいろな人のお話を伺えるのは貴重な体験になりました。普通に出会って軽く話をするときには聞けない本音や立ち入った話も深く聞け、知らなかった世界を知ることができるという点に取材の楽しさを感じました。

情報を発信する立場の責任感

私は取材前に「今日はよろしくおねがいします」と言うのですが、取材対象のみなさんは、取材の終わりに「よろしくお願いします。」とよくおっしゃいます。みなさんのお話をまとめる、記事にするという私の役割を改めて感じるとともに、伺った内容のニュアンスやそのお話をしてくださった時の空気感まで余すところなく正確に伝えないとという責任も感じます。

要点を付いた質問の難しさ

みなさんにお話を伺っているとどんどん感情移入してしまい「要点をついた質問」ができなくなります。記事にするにあたり、聞いておきたい部分や感情についてあらかじめ考えてはいたのですが、うまく流れの中で伺うことができず質問のスキルが不十分であることを感じました。このあたりは経験値不足も影響しているので、取材をして記事を書き、このあたりをもっと聞けばよかったなぁという部分を個人的に復習して次回に活かすという作業をマメに繰り返そうと考えています。

相槌の必要性

上述の通り、この日私はパソコンでメモを取りながらお話を伺っています。そうなるとキーボードを打ちながらお話を聞いているので、聞く態度がおざなりにならないよう注意をしました。娘たちの話にもおざなりな相槌で「ママ、聞いてないやろ!」とよく怒られるので(笑)そう見えないよう聞く姿勢を相槌に込めるように気を付けています。私の相槌で取材相手の方が話しやすくなったのかどうかは私にはわかりませんが、今後とも気を付けていきたい部分です。

ママライターでも誰かのお役に

子育てをしながら、在宅でできる仕事はないかと未経験ながらママライターとして記事を書き始めて4年が経ちました。今でもまだ日本語の使い方を間違っている事も多いですし、「ライター」として胸を張って自己紹介出来るほど自信があるわけでもありません。

ですがこうして記事を書く事で、読んでくださる方の「知らない事」を「なんとなく知っていること」に変えられるなら、微力ながら誰かのお役に立てているのかなとポジティブに考えています。

今後ともいろいろな記事を発信していきますので、「ton頑張ってるな」と暖かく見守っていただけると嬉しいです。

 

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