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【趣味】子どもと始める 御朱印集めレポ【学び】

コロナ騒動でかなり変わってきた、家族のおでかけ先。屋内施設やショッピングセンターよりも、公園や屋外施設をよく利用するようになったというご家庭も多いのではないでしょうか?

我が家も、これまでは大型児童館や図書館今年に入って、御朱印集めを始めました。お寺や神社は、人の集まる観光施設やショッピングモールに行くよりは感染症予防の面で安心で、公園よりは大人も楽しめます。子どもと楽しむコツや、御朱印集めの注意点などをレポートします。

御朱印集めの魅力って?

私自身、宗教的な信仰心はほぼありません。神さま?仏様?神社とお寺って何が違うの?というくらいのレベルで、寺社巡りをして自分が楽しめるなんて、全く想像できませんでした。

そんな私が、どうして御朱印集めをしているのか、という部分を見ると、家族で楽しむ御朱印集めの魅力がお伝えできるのではと思います。

公園よりも、三密が回避できる

健康維持の観点から、緊急事態宣言中でも、わりと自由に行ける印象のある公園。しかし、そのせいか、公園は以前にも増して人手が多く、遊具やベンチのあるコーナーは、密な状態になっているところも多く見受けます。

その点、寺社は、そもそもの人手が多くなく、敷地自体が広いところが多いため、密集が防げる穴場スポットなんです。

体を動かせて健康的

「子どもをくたくたに疲れさせたい」というのは、ママ達みんなの願いですよね(笑)

家で遊んでいるだけでは体力が有り余って、夜になかなか寝付いてくれなかったり、運動不足が心配になります。

寺社は、敷地が広かったり、森の中にあったりする事が多いので、運動不足解消にも効果的です。

知らなかった事を親子で学べる

いつも何気なく横を通り過ぎている、神社やお寺が、調べてみると歴史が古かったり、実は有名なパワースポットだったり。興味を持って調べてみると、何も知らなかった時とは違う景色が見えてきます。

調べる中で、また別の興味が生まれ、「じゃあ次は、平家つながりのここに行ってみたいね!」という風に、興味や知識が、繋がって広がります。

自然と触れ合える非日常空間

神社やお寺は、自然たっぷりのところにあることが多いです。季節のお花や、緑の中を歩くと、非日常感があり、リフレッシュできます。紫陽花や菖蒲など、季節のお花が自慢のところも多いんですよ。

御朱印が家族の記録に

次の項目でもご紹介しますが、御朱印には、何月何日ここに参拝しました、という内容の記述があります。写真や日記といった記録とは別の、新しい記録ができるのも魅力です。

御朱印帳って何?どうもらうの?

御朱印集めの魅力を散々語ったところで、じゃあ、そもそも御朱印ってどういうものなの?どうやってもらうの?というような疑問が浮かんできた方もおられるのではないでしょうか?

ここからは、Q&A方式で、基本的な御朱印集めについて、見ていきましょう。

御朱印ってどんなもの?

御朱印は、「〇月〇日、ここに参拝しました」という旨を記しています。寺社の印が押してあるので、神様や仏様の「分身」と捉える方もおられます。

300円から500円くらいの初穂料を支払うと、神主さんや巫女さんが、その場で日付などを書いてくれます。最近では、御朱印集めブームのため、かわいい御朱印や季節限定の御朱印を書いてくれる所もあるんですよ。

御朱印帳って?

 

御朱印帳は、御朱印を書いてもらうためのノートのようなものです。寺社で販売されている物もあれば、AmazonなどのECサイトでも販売されています。

普通のノートと違うのは、裏写りせず、筆で書きやすい台紙になっている点です。

表紙のデザインも、可愛いものや渋いものなどバリエーション豊富なので、好みのものを準備しましょう!

どうやってもらうの?

  1. 御朱印をいただくのは、参拝を終えてから、というのがマナーです。まずは参拝しましょう。
  2. お守りや御札が売られている社務所で、御朱印をお願いします。
  3. 御朱印帳の書いてもらいたいページを開いて渡します。初穂料は、後払いのところが多いので、書いてもらっている間(またはそれまでに)準備しておきます。

御朱印が人気の寺社は、御朱印をもらうのに長蛇の列ができているという所もあります。後の方のためにも、スムーズに御朱印をいただけるよう、配慮しましょう。

ちなみに、我が家は、列になっている場合は、ご縁がなかったと考え、御朱印をもらわず帰ることも。

子どもと一緒に列に並ぶのは大変ですし、三密回避のおでかけとして行っているので、人が多そうな場所はなるべく避けています。

御朱印帳の保管は?

神様や仏様の分身、と考えると、神棚や仏壇に祀るのがいいとされていますが、神棚も仏壇もないおうちなら、なるべく高いところに置くといいでしょう。子どもに、お絵かき帳代わりに使われる心配もなくなります。

御朱印帳が増えてくると、置き場所にも困るので、収納ケースにまとめて収納しているという方も。

子どもと楽しむなら?

神社やお寺に行っても、子どもが退屈してしまうんじゃない?とよく聞かれるます。

ですが、実際のところ、我が家では娘たちが積極的に、行きたがっている状況です。

「こんな工夫をすれば、子どもも楽しめるよ!」というアドバイスと言うよりは、うちの子どもたちはこんなふうに楽しんでいるよーという一例として、参考までに見ていただけたらと思います。

景色を楽しむ

うちの娘たちは、わりと感受性が豊かな方なので、綺麗な景色や季節の花が咲いている所などで、いちいち「キレイやな!」「癒されるー」と喜んでいます。

私自身、あまり景色だけでは感嘆できない方なので、子どもたちと一緒に見るといつも新鮮な気持ちになります。

写真を撮る

長女は、以前にテツナグでもご紹介した、子ども向けスマホ「ハミックポケット」で、次女は子ども用のデジカメで、よく写真を撮っています。

ちなみにこちらが、この時、長女がハミックポケットで撮った写真です。左の端に、夫が密かに映り込んでいるのもポイント(笑)

大人とは違う視点で撮っている、子どもたちの写真を、あとから見せてもらって、「この時、パパが何回も入り込んできてたんよねー」なんて思い出話をするのも楽しいですよ。

おみくじや絵馬を見る

毎回、という訳にはいきませんが、特色がある所では、おみくじをひいたり、絵馬を書くこともあります。娘たちも、「ここのおみくじ、どんなんかな?」「絵馬はかわいいやつかなー?」と楽しみにしているようです。

こちらは、滋賀県の日吉大社にある神猿(まさる)みくじ。

下からおみくじを引き出したあとは、陶器のお猿さんが持って帰れるんですよ。神の使いと言われる「まさる」は魔が去るという意味もあるそうなので、効果に期待して、玄関に飾っています♡

非日常な様式を楽しむ

鳥居で一礼をする、手水で清める、お詣りをする、など、参拝をするための手順や作法は、子どもたちにとってはどれも非日常的で興味深いようです。

初めの頃は、「手濡れるの嫌やなー」「なんもお願いすることないー」と言っていた次女も、最近では、「ここでお辞儀するんやろ!」「神様に年中さんになったん教えてあげた!」と、参拝を積極的(?)に楽しんでいます。

親の下調べも肝心!

子どもは、いつも思いがけないところに気づき、興味を持つもの。子どもからの問いかけに、親が「知らんなー」「そんなん気にせんとはよお詣りしい!」と言う態度では、子どもの興味を削いでしまうように思います。

ある程度子どもが気になりそうな所や、歴史、建物の特徴など、親がある程度下調べをしておくと、自分の知識も深まり、子どもにも教えられます。

一例として、うちの娘たちからの質問を下にまとめました。

  • 神社と寺で参拝の方法が違うのはなぜ?(信仰の違いについて説明しました。)
  • あっちの建物は古いのに、こっちの建物が新しいのはどうして?(戦争で焼失した建物を復元したという情報を調べていて助かりました。)
  • 何で木に紐が付けられてるん?(ご神木という位置づけを説明しました。)
  • たくさん見かける、頭にお屋根をつけてる人は何の人なん?(西国三十三所のうちの1つのお寺だったため、巡礼について説明しましたが、どうしてその「お屋根」が必要なのかと更に聞かれてわからず、その場でググりました。

御朱印巡りを始めよう!

始めるまでは、なんとなくハードルが高いように感じる御朱印集めですが、始めてみると、良い趣味になることも。

最近では、娘たちにも1冊ずつ御朱印帳を買ってくれとせがまれています。

寺社仏閣を巡るだけでも、もちろん素敵ですが、どうせ行くなら、御朱印集めを始めてみませんか?

マイ御朱印帳があれば、これまでに行ったところの思い出を振り返れたり、自分だけのパワーアイテムを手にしているような心強さも感じられます。

三密回避のお出かけ先の1つとして、ぜひ検討してみて下さいね。

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