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小学生のポケットに。マスクの余り布でも作れる ミニタオルハンカチの作り方

マスクのハンドメイドをきっかけにハンドメイドを始めたり布を購入したものの、布が中途半端に余ってる・・・というおうちは多いのではないでしょうか?

我が家も、それまでは子どもの服や通園通学用品を作るくらいしかハンドメイドはやっていなかったので、マスクを作る際に子どもの好みの布を購入したものの、半端に余ってどうしたものかと考えていました。

そこで思いついたのが、小学生向けのハーフサイズのタオルハンカチ作りです。

普通のタオルハンカチだとポケットに入れるとかさばるし、よく売っているハーフハンカチはぺらぺらのタオルで吸水性も速乾性もなく不衛生で気になっていました。

と、言うわけで今回は通学に欠かせない、ハーフサイズのタオルハンカチを作る方法をご紹介します!

準備するもの

  • タオルハンカチ
  • 飾りになるもの(好みで)

タオルハンカチ

100均でも何枚かセットのものが売られていますし、おうちで使っていないものがあればそれでも大丈夫です♡今回は肌触りの良さから、1枚売りの無撚糸ハンカチを使いました。作るのがハーフハンカチなので、1枚のハンドタオルで2枚のハーフハンカチができます。

好みの布を準備します。ガーゼや綿の生地など、マスクに向いている生地がハンカチにも向いている生地になります。逆に、ビニールや100%のポリエステルなど吸水性の悪いものは避けましょう。

飾りになるもの

ワッペンやレースなど飾りになるものが必要であれば準備しておきます。私はラベルタグを使いました。シンプルに飾りなしにする場合は不要です。

作り方

①布とタオルの裁断

まずはタオルハンカチを半分に切ります。正方形のタオルハンカチが、長方形で2つ折りにすると正方形になる形になります。

切ったタオルハンカチの上下左右に2cmほどずつ縫い代を残し、布を切ります。

②布に飾り付け

飾りを縫い付ける予定の時はタオルと布をくっつけるまでに付けると裏地に縫い目が見えずきれいに仕上がります。

アイロンワッペンは完成してからでも付けられるので、最後でもOK!

③タオルの端処理

タオルハンカチのハサミで切った部分がほつれてこないように、ジグザグミシンで端処理をします。

④布でくるむ

裏面を上にした布の上に、タオル地を置きます。上下左右に約2cmずつ、布の方が大きい状態になっているので、布の端をタオルの端に向かって折ります。(写真で私が抑えている部分を参照してください。)次にタオルと布の端が中に入るように、もう1回折ります。写真の左側のまち針を留めている部分のようになるのが正解です。

この状態で、まち針をとめるかアイロンをしてきっちり折り目をキープしておきます。

⑤縫う

先程折った所のなるべく端の方を縫います。直線縫いなので手縫いでも大丈夫です。

完成♡

これで完成です!内側がタオル地、外側は好みの布地のかわいいハーフハンカチができあがりました♡

アレンジ例

今回ご紹介した作り方を応用すると、他にも色々な作品が作れますよ♡

ガーゼ生地で

内側をタオル地ではなく、ガーゼ生地にするのも◎!マスク作りの際にたくさんガーゼ生地を購入して余っている、という方ならこちらもおすすめです。

ガーゼ生地を使ったハンカチはやはりタオル地の物に比べるとふんわり感が劣るので、6重になるように(例えば、ダブルガーゼの生地なら3枚重ねにして裁断します。)するとふんわりして吸水性も良くなります。

肌触りもより優しく、吸水性・速乾性もより良いハンカチに仕上がりますよ!

内側にポケット

布地の縦の辺を延長して、タオル面に折り返すとポケットを作ることもできます。高学年の女の子なら生理用品を入れるのにも使えそう。

うちの娘は1年生ですが、ワンピースの日にはハンカチを安全ピンでくっつけることになっているので、移動ポケットがわりにハンカチの内ポケットにティッシュを入れています。

布を繋ぎ合わせて

マスクを作ったあとの端切れだとハンカチサイズには足りないという場合には、別の布と繋ぎ合わせてみましょう。布の合わせ方で雰囲気が変わったり、アクセントになったりします。

上の作り方の工程①で、タオルの大きさに合わせて布を裁断するのではなく、布の代わりに新聞紙やコピー用紙などにタオルを乗せて型紙を作ります。その型紙に布の端切れを乗せて大きさをイメージしながら繋げていくとうまくいきます。

大きいタオルを使って

今回はより簡単に作れるようにハンドタオルを使いましたが、バスタオルやフェイスタオルなど大きいタオルを使って作ると手間は増えるもののコスパは良くなります。

おうちにあるハンドタオルを半分に折った大きさに合わせてタオルを切り出し、③のようにジグザグミシンで4辺を端処理しておけば、あとは同じ作り方です。

タオルを切る時や切った面を触るとかなり毛羽が落ちるので、掃除まで考えると個人的には面倒になります(笑)それでも貰い物のタオルの消費ができて、ハーフハンカチが一気にたくさん作れるので何回かチャレンジしました。

自分でタオルを切る場合、大きさも思いのままに決められます!普段使っている移動ポケットの大きさに合わせるのもいいかもしれません♡

ループ付き

先程も書いた通り、娘の小学校ではワンピースの日には安全ピンで服にハンカチを取り付けることになっています。

ポケットがあってもハンカチを安全ピンで服につけて行かないといけないという学校(幼稚園)もあるようです。

そういった場合にハンカチが分厚いと安全ピンの針が出てしまいそうな上、使いたい時にいちいちはずさないといけないのが面倒なようです。

そんな時に便利なのが、安全ピン用のゴムのループを付けたハンカチです。布でタオルをくるんで縫う時に、真ん中あたりにゴムのループを左右につけておきます。

こうしておくと、ハンカチを半分に折った状態の左右からゴムが出て、安全ピンを通しやすくなります。

子どものハンカチをもっと自由に!

ズボンのおしりのポケットに入らない、でも布のハンカチだと服まで濡れる、市販のハーフサイズハンカチは薄手でかわいくない・・・。

そんな「小学生ハンカチ問題」は、自作してしまえば一気に解決しちゃいます!

直線ですし、作り方も単純なので、大きさやデザインを工夫してニーズにぴったりのものが作れます。うーん・・・と思いながら使うよりも、親子共々気に入って使えるものができるといいですね。

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