最近のユニットバスに多いカラリ床。冷えない、乾きやすい、柔らかいと人気ですよね。でも、使ってみてしばらくすると細かい溝に現れる黒ずみにびっくりした方も多いはず。しかもこの黒ずみ、説明書にあるように中性洗剤とブラシでこすってもなかなかとれないのです。カビ取り用の洗剤は使えません。ネットで流行りのオキシ漬けには、お湯が必要ですし、数時間置いた後にブラシでこする必要があります。なかなか厄介な汚れですよね。この黒ずみを、時間をかけずにスッキリ落とすことができたので紹介します。
黒ずみの正体は?
実はただの汚れではなく「カビ」なんです。風呂床の隙間についている黒いものが全部カビだと思うとぞっとしますよね。カビを放置して使用し続けると、アレルギーになったり、人体に影響を及ぼす場合もあります。子どもと一緒に入っている、子どもが床で座って遊んでいるなら、なおさら気をつけたいもの。きれいに掃除してしまいましょう。
用意するもの
〇重曹
〇クエン酸
〇掃除道具(大きめのブラシorスポンジと使い古しの歯ブラシがあると良い)
以上たった3つでOKです。重曹もクエン酸も食品にも使われるぐらい安全なものですので、小さいお子さんのいる家庭でも問題なく使えます。掃除用のものであれば、100均でも手に入れることができます。全て買っても300円です。
ただし、重曹とクエン酸は食品にも使われるものですが、掃除用のものは食べないように注意しましょう。
掃除方法
- 換気をする
炭酸ガスが発生するので、必ず換気扇を回すか窓を開けた状態で行いましょう。
- 汚れ部分に重曹をまき、その上にクエン酸をまく
混ざって大丈夫です。床全体を一気に行うより、少しずつ行う方が自分の居る場所ができて掃除しやすいです。
- 水をかける
シュワシュワと泡が出てきたら成功です。この状態で2分ほど待ちましょう。汚れが浮いてきます。
- ブラシでこする
汚れをかき出すイメージで溝の流れに沿って動かします。
- 水で流す
汚れが残っていたら使い古しの歯ブラシなどで磨けばきれいになります。
以上で風呂床の汚れをきれいに落とすことができます。力を入れてこすったり、何時間も待ったりしなくてもいいので、とても簡単。10分ほどで床全体をキレイにすることができますよ。この掃除方法は他の場所、扉周りや排水溝にも使えます。
カビのないお風呂を手に入れよう
毎日掃除をしていても発生してしまう黒かび。重曹とクエン酸でキレイに掃除して清潔なお風呂を手に入れましょう。