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【おうち時間の過ごし方】衛生的に持ち歩けるマスクケースの作り方レシピを無料公開します♪

マスクを一時的にはずしたときの置き場って意外と困りますよね。机の上などに置いてしまうと、マスクについた菌やウイルスが机に付着し、そこから手について感染の恐れもあります。子どもたちの休校が終わった時にも、学校でマスクを着脱する時の一時置きの場所や、予備のマスクを持っていく必要があるかな?と思い、衛生的にマスクを持ち歩けるケースを作ってみました。

作りたかったのは

私が作りたいマスクケースの条件は、予備のマスクと使用途中のマスクの2枚を入れられて、使用途中のマスクを入れる面は簡単に消毒ができることでした。

また、子どもが簡単にマスクを出し入れできるシンプルな構造と、ランドセルのポケットに入れられる程度のコンパクトなサイズ感のデザインにすることにしました。

こんな形になりました

あれこれ作ってみた結果、子どもが取り出しやすく、コンパクトな形として一番良かったのがこの形でした。

使用済みのマスクをいれる方の面はアルコール消毒しやすいようにクリアファイルを使って、未使用のマスクを入れる面はマスクがランドセルの中などで勝手にでてしまうことのないように布地で作りました。

ここからはこのマスクケースの作り方についてご紹介したいと思います。

使ったもの

  • クリアファイル
  • 布地(カットクロスなど)
  • 貼るマジックテープ
  • 両面テープ
  • ミシン

クリアファイル

今回はA4クリアファイルを使いました。もちろんクリアである必要はないので、イラストが入ったものやカラーのものでも大丈夫です。私が使ったのはダイソーの「クリアケース」という商品名の10枚入りの物です。

布地

クリアファイルと同じくらいの大きさの布地を準備します。私は手芸店でパッチワーク用として販売されているカットクロスを利用しました。マスクケース全体に使う分と、留め具用に使う分を変えたい場合は布を二種類準備してください。

貼るマジックテープ

100均でも売っています!マジックテープの裏がシールになっていて貼り付けるだけでいいというもの。強度的には縫い付けるものの方が強いと思うのですが、個人的にマジックテープを縫い付けるのが苦手なのでシールタイプを使いました(笑)

両面テープ

普通の紙を接着する用なものでOKです。クリアファイルはまちばりで布を押さえておけないので、動かないようにするのが目的です。

ミシン

ミシンで縫っていきます。手縫いでももちろん大丈夫ですが、クリアファイルが固いので、手縫いの場合は目打ちなどで穴をあけてからするといいかと思います。

作り方

①ファイルを切り出す

クリアファイルの一番したの、圧着されている部分をカットします。

手前の一枚を縦半分に折り返します。この幅で、マスクが入ることを確認しましょう。

ちなみに、大人用の使い捨てマスクでもこの通りぴったりです。

マスクを入れた感じで縦の長さを決めます。マスクの上下2センチずつくらい余裕がある大きさになるよう、油性マジックなどでしるしをつけてカットします。手前に折り返した幅に合わせて下になっている方もカットします。

カットがおわるとこんな感じで三つ折りになった状態のはず。

②布の準備

クリアファイルを布の上に置いてえんぴつなどで型をとります。クリアファイルの三つ折りをひらいてそのままの形で型を取ったら、つぎは三つ折りのうちの1つ分をさきほどとった型にくっつけて型どります。クリアファイルの三つ折り四つ分がつながるような形です。三つ折り四つ分ができたら、その型の上下左右に1センチずつ程度の縫い代をのこして布を切ります。

布の上下左右の縫い代部分を折り返してアイロンをかけます。ついでに布に折りジワがついていたら伸ばしておきましょう。

③布を貼る

両面テープをクリアファイルに貼ります。三つ折りにした一つ一つを区切るイメージで四角く両面テープを貼ります。

両面テープの部分に端から布を貼ります。布が三つ折り一個分余ると思うので、その分は反対側に折り返して両面テープで貼り、三つ折りのひとつが表も裏も布を貼った状態になるようにします。

 

④留め布を作る

布を適当に2枚重ねて切ります。私は8センチ×5センチくらいの長方形を切って、片方は丸くなる形にしました。マスクケース本体の大きさがそれぞれ違うと思うので、バランスを見て大きさを考えましょう。切った布の端から1㎝くらいのところを縫います。縫うときに、写真のように一番上の部分を表裏両方1センチほどずつ折り返してから縫います。縫えたらひっくり返します。

⑤ミシンで成形

両面テープだけだとべりっとはがされてしまう場合もあるので端をミシンで縫っておきます。両面テープだけでもしっかり貼れているので、そのままでもいいという方は端ミシンをしなくてもいいかもしれません。

端ミシンをする場合は、このあと下になる部分を三枚重ねて縫うので、下になる部分以外の布端だけ縫います。片方の布端は反対面に折り返しているのでその部分と、もう片方の短い辺、長辺の上になる方(勝手に決めましょう)の端から3ミリくらいのとことを縫います。

上になるところを端ミシンするときに、④でつくった留め布を一緒に縫い付けます。

 クリアファイルを縫うときは、ミシンの縫うスピードが早いと針が折れてしまう場合があるので、なるべくゆっくりにして縫いましょう。

次に、元の三つ折りにして、下になる部分を三枚一気に縫います。ファイル三枚重ねなので、固くて縫いにくいですが、ゆっくり針を進めて縫います。

形ができあがったら、あとは留め布と本体の接するところに3センチ長くらいに切った接着マジックテープを貼ったら完成です!

できあがり!

こんな風に左右それぞれから出し入れができるマスクケースができました!うちでは中も布貼りになっているほうのポケットに子供二人分の未使用のマスクを入れて持ち歩いています。近所を散歩するだけでもマスクを外したがったり落としたりすることがあるので、そんな時に新しいマスクをすぐに出せて、使用済みのマスクをかばんに直接入れずに保管できるのは案外便利です。帰宅したらマスクは手洗いし、マスクを入れていたポケット部分はアルコール消毒しておきましょう。

子どもの小学校が始まっても、まだしばらくはマスクでの登園が予想されるので、予備のマスクを持ち歩けるケースは必需品になってくるのではないかと思います。

始めに作ったものはすでに2週間ほど使っていますが、マジックテープも剥がれたりせず、快適に使えています。裁縫が得意な方なら、ファスナーやプラスナップなどで開閉するようにアレンジしてみてもいいかもしれません。

手作りマスクケースでマスクをいつでも衛生的に

マスク不要の生活が戻ってきてくれることがもちろん一番ですが、まだどうしても必要不可欠な状態ですし、どうせ使うならいつでも衛生的に正しくマスクを使いたいものです。好みの布で作ったお気に入りのマスクケースがあれば、子どももマスクを使うことや取り換えること、持ち歩くことに積極的になってくれるかもしれません。マスク生活が少しでも快適に過ごせますように。

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