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手頃なおでかけにピッタリ!万博記念公園 平和のバラ園レポ

緊急事態宣言が解除され、リフレッシュを兼ねたちょっとしたお出かけもできるようになってきました。かといって、人が多く集まるようなところに行くのはまだ心配だし、屋外で遊べる近場のおでかけ先を考えたいところ。

そんなおうちにおすすめしたいのが、万博記念公園内にある「平和のバラ園」です。万博記念公園にはよく行くけど、バラ園には行ったことがないという方も多いようですが、バラ園自体も広く、万博記念公園内でもアスレチック等に比べると人が密集することも少ないため、穴場なスポットなんです!

今回はそんな「平和のバラ園」についてご紹介をしたいと思います。

平和のバラ園って?

テツナグ読者様なら、万博記念公園に行ったことがないという方は少ないですよね。バラ園は、太陽の塔の裏側、日本庭園方面にあります。万国記念博覧会当時から植えられているバラに加え、日本で生まれたバラや香りに特化したバラなど数多くの品種のバラが楽しめるよう、2019年にリニューアルされた新スポットです。ローズソムリエの小山内健さんが監修をつとめたこのバラ園は、春と秋には250品種2400株のバラが見られるのだとか。

私たちも行ってきました!

「平和のバラ園のバラが咲き始めているらしい」という情報を聞きつけ、我が家も6歳、4歳の姉妹と一緒に、さっそく行ってみました。

日本庭園前ゲートすぐ

平和のバラ園に行く際に、一番近いのは日本庭園前ゲートです。5月末までは、バラ園は無料エリアになるため、ゲートから入場せず脇にある通路から入場できます。6月1日以降は日本庭園前ゲートで大人260円、小中学生80円を支払って入場します。

日本庭園前ゲートは、車で行く場合は日本庭園前駐車場に駐車するとすぐになります。日本庭園前駐車場は万博記念公園のほぼ中央あたりにあり、公園内のどこに行くのにも便利なので、混雑している日なら真っ先に満車になるので注意が必要です。万博記念公園HPで駐車場の混雑状況がアップされているので、そちらをチェックしてから行くとスムーズですよ。

公共交通機関で行く場合、日本庭園前ゲートまででは公園東口駅から15分ほど歩くことになります。万博記念公園駅からなら、中央ゲートから入って公園内を通るコースで約20分ほど。どちらにせよ、子どもを連れて歩くとなると、これからの時期はなかなか大変かなぁという印象です。

引き続き3密を避けて他者との接触はなるべく少なくできるよう行動したいところですし、可能であれば自家用車での移動がベストではないでしょうか。

ベビーカーでも◎!

万博記念公園内はスロープがしっかり整備されているのでベビーカーでも問題なく行動できます。このバラ園自体が2019年のリニューアル時に、車いすやベビーカーでも見やすいよう設計されたということで、通路部分はしっかりと幅があり通行には困りません。小さいお子さんだと、花壇の中に入ってしまうのが心配かと思うので、ベビーカーでの散策がおすすめです。

お手洗いも清潔♡

公園系の屋外トイレが苦手というお子さんもいますよね。こちらはきれいに整備されていて清潔な印象でした。ゲートから入ってバラ園に向かう途中にあるので、バラ園に行くまでにまずはお手洗いという場合でも場所的に行きやすいと思います。子ども用便座、おむつ替え台は男女どちらのお手洗いにも併設されているようです。トイレからバラ園もすぐ近くなので、バラを見ている途中で子どもがトイレに行きたくなってもスムーズです♡

咲き誇るバラに感動!

私たちが行ったのは5月末の休日でした。近所なのでそんなに期待もせず行ったのですが、ちょうどバラが咲き始めていてすごくきれい!人もそんなに多くなく、写真を撮りに来ている方がちらほらいるくらいで、子どもたちものびのび散策できました。園内にはそれぞれコンセプトに沿って分けられたエリアもいくつかあり、それを意識して見てみるとより楽しめたので、どんなエリアがあるかいくつか載せておきます。

  • フレグランスエリア

香りに特徴のある品種を集めたエリアです。わざわざ花に顔を近づけなくても、あっちこっちからいい香りが漂ってきて、これぞバラ園!という感じです。

  • ペレニアルガーデンエリア

バラのシーズンだけではなく、年中楽しめるガーデンとして多年草とバラを組み合わせて植えられているエリアです。バラの時期がもう終わっちゃってるかも、というときでも、少なくともこのエリアはきれいだと思うと安心して来られますね。

  • ジャパニーズガーデンエリア

日本オリジナルのバラが豊富なエリア。個人的には海外のバラ品種に比べて慎ましさのある雰囲気のバラが多く、日本人の国民性を感じました。

 

 

学びの機会としても

バラのひとつひとつには、品種とQRコードが記載された立て札が立てられており、QRコードを読み込むと品種についての説明のページにつながるようになっています。子どもたちもタブレットを持って行っていたので、自分たちで好みのバラを見つけては名前の由来や品種について調べていました。バラの名前はどれもドラマチックな由来があり、大人でも興味深く見て回ることができました。

平和のバラ園に限らず、咲いている花を見て「へー、きれい」と5秒で見終わるタイプの次女も、こういった頭と体を能動的に使うアクションが入ることで普段より興味を持ってくれていました。

唐突に現れるカバ

SNSで写真を見たことがあり、気になっていたのがこちらのカバの像。水場にいきなり置いてあり説明書きなどもないためなかなかのインパクトです。子どもたちも初めは本物だと思ったようですごく驚いていました(笑)背景に見える美しいバラ園とのギャップがシュールです。調べてみると、ひらかたパークのプール入り口に置いてあったものを一時こちらに置いているそうで、今年7月ごろまでは平和のバラ園で見られるようです。

ひと休みするなら

バラ園の隣には窯焼きピザが食べられるおしゃれなカフェがあり、一休みにもぴったりです。バラ園は影が少なくコンクリートの照り返しでなかなか暑いので、暑さで疲れてもすぐに駆け込めそうです(笑)万博記念公園内にある木の間伐材を薪として使っているそうで、家族でリサイクルについて考えるきっかけにもできそうです。

カフェはイートイン以外に、テイクアウトで食べることができる販売窓口も設けられています。すごく暑い日だったので、おやつに「万博ソフトクリーム」を食べました。ソフトクリームの上にイチゴが乗っているフォトジェニックなルックスは、バラ園に持って行って眺めながら食べても贅沢感がありそうです。

バラに囲まれてリフレッシュ♡

公園もおでかけも控えて自宅学習に追われていた子どもたちにも、なんだか無性に広いところで自然を感じたくなっていた私にも、今回の平和のバラ園はいいリフレッシュになりました。どうせ行くならとドレスなんか用意したりして、ずっと部屋着だった日常から一気に非日常感を楽しめたのも子どもたちは嬉しかったようです。(ちなみに、前述のトイレに着着替えの用ボードも併設されていました!)

春の見ごろは6月中旬ごろまでのようなので、お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね。

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