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【高槻市】子どもたちの第三の居場所づくり「シープハウス」

高槻市南部にある城南地区をメインに活動されているボランティア団体「未会」さん。

未会さんは、支え合いの軸となるような交流を行うことで、地域全体の風通しをよくし、困っている仲間や地域の人々の手助けをすることを目的とされています。

2016年11月より子ども達への学習支援、食事の支援をする「シープハウス」の活動を開始されました。今回はこちらの活動の様子をご紹介します。

集まってきた子ども達が最初にするのは「お勤め」

若松小学校近くの西教寺にて開催されているため、ご住職と共に子ども達も貸し出された経本を手にお経を唱えます。

ご住職からの「今日も頑張って勉強しましょうね」という労いの言葉を合図に、子ども達は各テーブルに分かれて勉強開始!

各自持参した宿題を、友達同士で教え合ったり、わからない所は先生に聞いたり。

勉強をしているのに賑やかでとっても楽しそう♪

「宿題がわからないところがあっても、友達とか先生が教えてくれる」
「一人だと宿題するのイヤだけど、ここならみんな一緒だから楽しい」
「今日、初めて来たけどまた来週も絶対来る!」

子ども達の声を聞くと、みんなここが大好きというのが伝わってきます。

さて、スタッフがお伺いした日は月に1度の英会話講座の日でした。
カナダ出身の先生など3名の先生がボランティアで来て下さり、生の英語を学ぶ。

子ども達にとっても貴重な経験ですね。

最初は先生に話しかけられると恥ずかしそうにしていた子ども達も、だんだん楽しくなってきて、最後のほうはみんな「ハイハイハイハイ~~~!」と挙手をして、当ててもらいたくて必死です。笑

小さな子どもたちも、つられて手を挙げたり、一緒に歌を歌ったりで楽しそうにしていました。

先生のジョークも子ども達に大ウケ!レッスン終了後は「また遊びに来てな~」と言う子どもも。英会話レッスンというよりも、英語に楽しく触れ合う感じなのでとにかく盛り上がっていました。

レッスン終了後には、お楽しみが!

原地区にあるシープファームで栽培されたジャガイモを使ったコロッケをみんなでいただきました。

このコロッケは、活動を支援して下さっている地域の皆さんが前日から仕込んで用意して下さったそうです。未会の皆さんだけでなく、地域の皆さんもシープハウスを支えていて、地域全体で子ども達を見守ろう、子ども達のために何かしてあげようという姿勢に感動しました。

「おいし~~~」
「作ってくれてありがとう!」
「もう一個食べたい!」

地域の皆さんの愛情のこもったコロッケはみんなで食べると格別に美味しかったです。

コロッケを食べ終わるとこの日は解散。
お迎えに来たママ達に話を聞くと「何があってもここには来たいって言うぐらい楽しんでます」

「学校ともお稽古とも違う、地域にこうやって安心して子どもが行ける場所があると親も安心できる」とおっしゃっていましたよ。ママにとってもシープハウスはなくてはならない場所のようです。

未会代表の吉田きんじさんは、「自分達未会のメンバーも、小さな頃は地域の皆さんに支えてもらった。その恩返しや地域のために何かしたいとの想いから、学校、家庭だけでなく第3の居場所として、シープハウスが子ども達にとって気軽に相談できる、頼れる場所になってほしい」とおっしゃっていました。

学校やご家庭とはまた違ったお子さんの「第3の居場所」として、お近くにお住いの方はぜひ行ってみてくださいね。

 

【シープハウス】
http://www.hitsujikai.org/archive
開催日時:毎週水曜日18~20時
開催場所:西教寺(高槻市春日町8-33)
▼お問合せ先▼
未会会長 吉田きんじ
Tel 090-5964-683

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