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【高槻市・体験レポ】親子で食育♪北摂エリアの農協や直売所を利用して新鮮野菜を手に入れよう

「子どもには食べ物の好き嫌いなく育ってほしい」「なるべく新鮮で安全な野菜を食べさせたい」
日々、そう思うママも多いのでは?もちろん、私もそんなママの一人です。
そんな私が野菜を購入するのは、農協や農家さんなどが運営する直売所がメイン!
今回は直売所の様子や、冬に美味しい野菜の食べ方などをご紹介します。

直売所はスーパーとはここが違う!

私が直売所を利用するようになったのは、東京に住んでいた頃に「小松菜をPRする」という仕事をしていたことがきっかけです。農家さんや地元野菜を使うお店を取材すると、「収穫して間もない野菜はえぐみが少なく、離乳食などにも使いやすい」「新鮮な野菜だと、苦手な野菜でも食べられる子もいる」など、野菜についての知識が増えるうちに、どんどん直売所を利用するようになりました。

直売所には、「季節の野菜」が並びます。なので親子で旬の野菜を知れたり、地元にしかない野菜の情報を知ることができるんです。例えば小松菜。小松菜は100種類以上もの品種があり、その名付け親は徳川吉宗。
東京都江戸川区が原産の野菜です。こうした情報は、スーパーでは知ることのできない、農家さんや農協ならではの生の情報です。

早速直売所に行ってみよう!

私が最もよく行くのは、高槻市にある「農風館」です。ここは農協が運営している直売所で、市内の農家さん達が育てた季節の野菜が並びます。行く時間帯は午前中がおすすめ!
午後に行くと、日によってはほとんど野菜が残ってないこともあるぐらい、市民には親しみのあるお店です。

店内は野菜を中心に、高槻市内で加工された商品や、ぬか床や酢漬けの素など野菜を使った調理に使えるものも販売しています。

冬野菜&食べ方をご紹介します

今回は、冬に私がいつも購入する野菜を中心に、店員さんのおすすめの野菜なども購入してみました。はじめて見る野菜や、食べ方がわからない野菜は、店員さんが親切に教えてくれるので、どんどん新しい食材にチャレンジしたくなります。

我が家の冬の定番「菊芋」

冬になるのが楽しみな理由の一つに入れてもいいぐらい、菊芋は我が家にとって欠かせない食材です。
東京の農家さんに「血糖値を下げる作用(イヌリン)がたくさん含まれているし、カリウムたっぷりだから運動後の筋肉疲労を軽減させる働きもあるよ」と教えてもらったことがきっかけです。

ショウガのような見た目ですが、イモ類です。ですがデンプン量が少ないためカロリー控えめ。

大人が食べる時は生のまま醤油漬けにしてもいいのですが、子どもが喜ぶのは、「きんぴら」「フライド菊芋」かなと思います。特にフライド菊芋は、フライドポテトよりカロリー控えめなのに、独特の風味が美味しい!素揚げにして、塩をまぶすだけの簡単レシピなのに、子どもが喜んで食べてくれる、とってもありがたい食材です。

店員さんのおすすめ「ヤーコン」

ヤーコンは、はじめて購入したのですが、「きんぴらにしたら美味しいでー」と店員さんがおすすめしてくれたので、きんぴらにしてみようと思っています。
オリゴ糖がたくさん含まれているので、お腹の中でビフィズス菌などの善玉菌と結びつき、整腸作用があるそう。「便秘も治るし、お肌もキレイになるで!」と教えてもらったので、食べ続けたら効果があるのかな?とちょっと期待してます(笑)。

彩りがキレイな「赤大根」

一口に「大根」といってもその品種は無数にあります。その中の一つが「赤大根」(多分通称)です。皮の部分は赤いのですが、中は白いので、「皮をキレイに洗って、そのままスライサーで薄くカットしてサラダに入れたら最高!」と、店員さんに教えてもらいました。

野菜は、ご存じのとおり「皮と身の間に一番栄養が多い」ので、我が家ではそのまま食べられる野菜は、皮をキレイに洗ってそのまま食べるようにしています。栄養も取れるし、ゴミも減るし一石二鳥ですよ♪

サラダで食べたい「ルッコラ」

肉料理の付け合わせとして見かけるルッコラ。スーパーで買うと、少量なのに結構な金額で売られています。直売所ではモリモリ入って100~150円ぐらいとかなりお得!
ちょっと苦みのある野菜ですが、サラダのアクセントにぴったりです。我が家の子ども達は、この苦みも「美味しい」と言って毎回完売する人気。

以前は

子ども=苦みや風味のあるものは苦手

という固定観念があったのですが、実は子どもって味の冒険も大好きだったりします。「わさび菜」「辛子水菜」といった辛みのある野菜は、刺激が強いので苦手に思うお子さんも多いと思いますが、大葉やパクチーなども意外と食べれたりするので、小さな頃から少しずつ挑戦してみてもいいかなと思います。

冬はキュウリの代わりに「はやとうり」

我が家では、「なるべく季節の野菜」を食べるようにしています。子ども達には「今は大根が旬の季節だねー」などと会話の中に、旬の野菜の情報を伝えたり、果物も農家さんから旬のリンゴを取り寄せたり・・・。昔ながらの食材の調理法を知ったり、知識として次の世代に繋げる大切な役割もあると考えています。

ところで、冬はサラダに使う水菜、わさび菜、ブロッコリーなどが旬を迎えます。実は冬ってサラダのシーズンでもあるんですよね。寒い時期にサラダ!?と思われるかもしれませんが、ホットサラダやプレートの彩りにも、冬に生野菜は活躍しているはず。

サラダといえば、キュウリを入れるご家庭も多いと思うのですが、キュウリには「体を冷やす働き」があるので、キュウリの代わりにはやとうりを使ってみてはいかがでしょうか。
はやとうりには浮腫みを取る作用もあり、秋から初冬に旬を迎える野菜です。
西日本では多くみかけますが、実は東日本ではあまり見かけません。(東京では一度も見たことがなかったです)

なので北摂に戻って「あ、この野菜、食べたことある!」と思ったのですが、調理法がわからず、店員さんに訪ねてみると、「キュウリの代わりにサラダに入れてもおいしいし、浅漬けも美味しいで」と教えてもらいました。

毎回野菜の美味しい食べ方を教えてくれる店員さんに感謝!

店員さんに教えてもらったお蔭で、確実にレシピが充実しています。

新鮮野菜で新たなレシピにチャレンジしよう

私は、元々料理のレシピが豊富なほうではありませんでした。ですが、農家さんや農協の方に美味しい食べ方を教えてもらううちに、レシピもだんだん増え、親子で「これ初めて食べるけど美味しいね」「もう、この野菜が食べられる季節になったんだね」と、自然と食の話題が出るようになりました。高校生の息子は「りんごの季節だからアップルパイ作りたい」とお取り寄せしたリンゴでアップルパイを作ったり、自発的に料理やスイーツづくりをしてくれます。

直売所は、新鮮で旬な野菜と出会える場所♪子育て中のママにも、ぜひ活用してほしいと思います!

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