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「じぶん学習」のきっかけに。オンライン塾体験レポート

最近小学校でも予習復習といった「自主学習」が必要になってきています。コロナで休校・学級閉鎖が相次ぎ、授業時間が足りなくなっていたり、オンライン授業が増えたことがその背景にあるようです。

我が家の小学2年の娘も、2年生で習った算数の一部がしっかり理解できておらず、「まあそのうちわかるやろ!」と甘く見ていたら、そのまま進級してしまいそうな雰囲気のため、焦って自主学習を始めました。

しかし、私が教えているうちに「なんでわからへんの!?」と感情的になり、娘は娘で「もういいやん!うるさいなあ!」と反抗的になり、一週間ももたずに断念。「教えてもらうならやっぱりプロの他人がいい」という結論に至りました。

そんなわけで始めたのが「オンライン個別指導塾」です。(前置きが大変長くなりました・・・。)

今回はそんなオンライン個別指導塾のメリット・デメリットや、実際の感想をレポートしていきたいと思います。

我が家は「ミライ塾」さんで

うちの娘がお世話になっているのは、「ミライ塾」さんです。

他にもスタディサプリの小学講座を検討しましたが、小学4年生からの講座しかないようでした。月額料金はスタサプの方が安いので、より低価格でお試ししたい4年生以上のお子さんがおられるおうちなら、そちらもいいかもしれません。

ミライ塾さんは、たまたまInstagramでモニターのお誘いがあり、存在を知りましたが、オンラインの個別指導塾は他にもいくつか種類があるようなので、ご家庭の予算やニーズに合わせて選ぶといいでしょう。

私が調べた限りでは、

  • そら塾(小学3年生から可。自習室や映像授業などサポート制度が豊富。)
  • エアスタ(小学1年生から可。1:1よりも比較的リーズナブルな講師1:生徒2名が選べる。)

など、各サービスそれぞれに様々な特色があることがわかりました。

オンライン個別指導塾の魅力

半年ほど前から一般的な学習塾や通信教育などいろいろな形態の学習スタイルを検討していました。そんな中でオンライン個別指導塾を実際に体験して感じた魅力をお伝えします。

何時でもOK!

お風呂の後や夕食の準備が忙しい時間など、習い事の送迎を入れたくない時間ってありますよね。オンライン学習なら、自宅から出なくてもいいので、通塾に比べて受けられる時間の幅が広がります。

うちは週3で別の習い事をしているので、習い事のない放課後は友達と遊びたいかなあ?と、夕食後の時間にオンライン学習を予約しています。

ミライ塾は、毎回次の授業の日時を決められるので、代休や習い事が休みの日といったイレギュラーに空いた日に入れられるのも気に入っているポイント。

その子のペースに合わせてくれる

1対1のため、わかっていないところをわかるまで教えてくれたり、疲れてきたタイミングで一旦雑談を交えてくれるなど、集団で授業を受けるときにはできないきめ細かな対応が可能です。

特に英語の授業では、リスニング問題でわからない部分だけ聞かせてもらえたり、娘が発音しているのを聞いてアドバイスをしてもらえるなど、個別指導ならではの良さを強く感じました。

「あとでやるー」にならない

オンラインとは言え、先生が画面の向こうで待っていることで、子ども自身が、やらないといけない時間であることを認識します。通信教育では、やりよ!と親が言っても後回しにしたり、やらなくなったりするケースが心配なおうちは(我が家を筆頭に。)対人で時間を決めて学習するスタイルが向いているかもしれません。

非対面で人と話せる

感染症対策の意味でも、なるべく不要不急の外出は控えたい、というおうちも、安心して授業を受けられるのも、オンラインならでは。我が家も、長女→次女→長女と3週間に渡って学級閉鎖になった際には、オンラインでの授業を、家族以外と話せる機会として娘がすごく楽しみにしていました。

オンライン個別指導塾のデメリット

いいところばかりに思えるオンライン個別指導塾ですが、1ヶ月続けてみると、それなりにデメリットも感じはじめました。

理解していないところが伝わりにくい

対面ならわかる、微妙な表情や言葉の歯切れの悪さが、オンラインであることで伝わりにくい印象です。子ども自身が「ここがわかりません!」とはっきり伝えられればいいのですが、わからないところがわかっていない場合や、本人はわかったつもりになっているような場合には、きちんと理解できていない状態で次に次にと進むので、演習問題でつまずいてしまいます。

わからないところをその都度聞けるような、先生との信頼関係も、今後構築していければ改善の見込みがあるのかなと考えているところです。

費用が高くつく

1対1で行うことや(1対2などの場合もありますが。)予約をして対人で授業をしてもらうこともあり、一般の学習塾や通信教育よりも費用は高くなります。

また、インターネット環境が整っていないと(例えばWi-Fiが弱い、接続する機器がないなど。)授業を受けにくくなってしまいます。我が家も、主人が在宅ワークの日はパソコンが使えず、Wi-Fiも弱くなるので、今はオンライン塾のスケジュールをずらして対応していますが、今後長く続けて行くのであれば、何か手を打つ必要があるかな、という状況です。

通信トラブルの可能性も

オンライン指導を受ける場合に、当然あり得るのが通信トラブルの可能性です。リスニング問題をしている時に音声が途切れたり、先生がホワイトボードを使って説明している途中で画面がフリーズしたり、というように、オンライン塾においては通信トラブルはかなりのダメージになります。

授業時間も決まっていて、前後に別の予約が入っていることを考えると、「トラブルがあった分ちょっと延長!」というわけにもいかず、不完全燃焼な感じで授業が終わってしまう場合も。

実際に体験してみて

様々なデメリットも見つかりましたが、それ以上にメリット部分も大きく、何より「いつでもプロの指導を受けることができる」という点は、他のサービスには変え難い魅力だと感じました。

娘も、すごく楽しんで授業を受けているので、モニター期間が終了したら、今後塾が必要になるタイミングでまた始めようかな、と思っています。

しっかりと話を聞いてもらえて、こちらが納得できるまで説明を受けられるので、学校の授業に付いていけていない子や、受験を考えている子などには特に向いているのかもしれません。

無料期間やお試しレッスンがあるところもあるので、春休みの間に前年の復習がてら始めてみるのもおススメです。新学年が始まるまでに、お子さんに合った「自分学習」の方法を探してみて下さいね。

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